人口減少、少子高齢化とそれに伴う生産年齢人口の減少、都市部への人口の集中、インフラの老朽化や自然災害などを抱える「課題先進国」日本では、行政機関の力だけですべての課題を解決することは極めて困難です。

そこで近年注目されているのが「官民連携を通じた社会課題の解決」です。民間企業の持つ柔軟かつレジリエントなアイディアやノウハウは、まさにこれらの社会課題を解決するに不可欠ですが、「行政と協業しながら、自社のノウハウを駆使して社会課題解決につなげたい」という思いはあれども、その最初の糸口が分からず具体的なアクションに踏み出せない現状があることも事実です。

本フォーラムはこうした状況の解決の糸口を探るために開催するものです。札幌市もまさに多くの社会課題に直面しており、今年7月には民間企業からの提案を一元的に受け付ける官民連携窓口を立ち上げ、官民連携の動きを加速させています。

フォーラム当日は札幌市まちづくり政策局長、デロイト トーマツのプロフェッショナルに加え、政令指定都市である横浜市・名古屋市・福岡市・札幌市の官民連携の推進役を担うご担当者様にも登壇いただきます。また、渋谷区を中心に多数の官民連携を手掛けてきた一般社団法人 渋谷未来デザイン 理事・事務局長 長田 新子氏にも講演いただき、民間企業がどのような切り口で行政とコラボレーションをスタートできるかなど、示唆を富んだ時間をご提供します。

ご多用中とは存じますが、是非ともご参加賜りますようお願い申し上げます。

2024.08.05更新　本フォーラムの主催情報および「【トークセッション】政令指定都市の官民連携について」の登壇者情報を更新いたしました。