課題
- 地域内企業における労働力不足
- 地域内の人口減少(特に生産年齢人口の減少)
- 外国人材の就労支援や定着支援へのノウハウがない
課題の背景
小樽市では、生産年齢人口の減少が進んでおり、その中でも特に若年層の市外流出が課題となっている。 それに伴い地域内企業における労働力不足も顕著となっていることから、労働力不足解消への一手として、外国人材の就労支援などを検討したいと考えている。
課題の現状
小樽市における有効求人倍率は高い状態が続いており、市内企業における人手不足の解消策の一つとして外国人材受入への期待がある。 外国人材の受入れは、各企業が独自で行っているが、市内企業の中には、外国人材の受入の仕方が分からない、採用後の生活面のフォローが難しいなどといった課題があると考えている。
実現したい未来
小樽市内の企業が外国人材を積極的に登用することで、人手不足の解消が図られる。 また、外国人材が市内に定着することで、小樽市の人口課題の解消に向けた一助となる。
募集概要
希望する提案の募集期間 | 2024.12.20~2025.03.31 |
---|---|
官民連携に期待する事項 | 小樽市内の企業が外国人材を採用する上での懸案事項の抽出や分析、定着に向けた支援策などの提案 |
各部署が想定する解決策の例 | 外国人材の就労及び定着支援として、「専用相談窓口の開設」や「企業への出張相談」「外国人材との面談支援」「外国人材に対する生活面での支援」「外国人材の日本語学習の支援」「雇用手続きに要する費用に対する支援」などを想定している。 |
各部署が想定する 民間事業者へのメリット |
事業実現の際に受注機会の創出やビジネス機会の創出 |
各部署が 提供できるリソース等 |
必要に応じて小樽市内の企業へのアンケート調査などの実施が可能 |
提案事業者に求める専門性 | 外国人材の雇用に関するノウハウや日本語学習支援などに知見を有していること |
検討経過・これまでに 実現したことのある施策 |
小樽市内の企業に対して、外国人労働者の雇用に関するアンケート調査を実施(70社から回答あり) 小樽市総務部秘書課国際交流の部署において、日本語教室を開催しており、試験的に土曜日開催を実施(参加者は少ない) |
想定する事業実施時期 | 予算の必要な事業提案については、令和8年度予算要求。場合により、令和7年度中の補正予算要求による事業実施の可能性もある |
提案の選定方法 | 提案を参考に、あらためて実施事業者の公募等を実施 |
予算措置の可能性 | 現時点では提案事業に対する予算措置の予定無 (内容次第で予算要求への反映等の可能性有) |
募集対象の提案内容 |
官民連携の提案及び連携事業者の募集 (テーマに関する官民連携の提案・アイデア及び連携事業者の両者を募集) |
備考/その他参考情報 |
担当課 | 小樽市 産業港湾部 商業労政課 |
---|---|
担当部署の事業の概要 |
労働行政、雇用対策 |