開いたドラム式洗濯機の前に、茶色で黄色いラインが入った防火服が描かれたイラスト。
まちづくり・環境・安心安全

防火服の適正な維持管理手法の確立へ向けた実証実験

募集期間:継続的に募集中

課題

防火服は、火災対応時の炎や有害な化学物質を含む煙の影響により劣化が進んでいくため適切なメンテナンスが必要であるが、メンテナンス手法が確立されていないうえ、使用者ごとに劣化状況が異なる等の事情により、適切な個体管理もできていない。

課題の背景

  • 防火服については、令和9年3月に総務省消防庁からクリーニングのガイドラインが示される予定であり、相応の対応を迫られる可能性がある。
  • 防火服は、同じ製造年であっても使用頻度によって劣化状況が大幅に異なる。最適なタイミングで更新するためには、製造年だけで判断せず、使用環境やメンテナンス記録を個別に把握して劣化状況を見定める必要がある。

課題の現状

  • 当局の防火服は遮熱性を確保するために表面にアルミ膜が施されているため、防火服の機能維持と汚れの除去を両立できる適切なクリーニング方法が確立されておらず、現状では実施できていない。
  • 防火服は高価な装備品であることから、実際の劣化状況から使用限度に達した防火服を更新していくことが費用対効果の観点から最適であるが、当局では約1700着の防火服を配備しているため、個々の防火服の劣化状況を一元的に把握することが難しい状況にある。

実現したい未来

防火服の劣化状況等を正確に把握し、適切なメンテナンスを施すことにより、持続可能な消防体制を確立したい。

募集概要

希望する提案の募集期間

継続的に募集中

官民連携に期待する事項
  • 防火服の劣化状況を客観的に把握し、適切な更新時期を見極める仕組みのアイディア
  • 防火服の機能性を保ちながら、運用コストを抑えた持続可能なメンテナンス手法(クリーニングの導入等)に関するアイディア
各部署が想定する解決策の例
  • データ連携による更新判定システムの構築:防火服の製造年、過去のメンテナンス履歴、クリーニング時に把握した劣化状況などのデータを統合管理し、更新対象を自動的に抽出・判断できる仕組み。
  • 低コスト運用を可能にする物流・クリーニング連携スキーム:大量の防火服を効率的に回収・洗浄・管理するための物流フローや、特殊な防火服に適した洗浄工程の最適化によるコスト抑制モデルの構築。
各部署が想定する民間事業者へのメリット

全国展開可能なビジネスモデルの確立

製造年や使用年数による一斉更新ではなく、劣化状況に応じて更新着数を最適化し、防火服の機能性を損なわない適切なクリーニングが可能ならば、全国の各消防本部が同様の維持管理システムの導入を検討するビジネスモデルの1つになる可能性がある。

各部署が提供できるリソース等
  • 防火服更新基準の開示
  • 更新を終えた廃棄予定の防火服(ICチップ等の埋込み検証)
提案事業者に求める専門性
  • 当局が運用している防火服更新基準や、Excelの数式等を正確に把握して、維持管理しやすいシステムを提案できること。
  • 防火服という専門性の高いクリーニングを、迅速かつ大量に行うことができる体制(工場)を有すること。
検討経過・これまでに実現したことのある施策

定期メンテナンスを含めた防火服のリース(検討中)

想定する事業実施時期

協議が整い次第、随時実施

提案の選定方法

特に選定しない(提案内容が妥当であれば採用数を絞込まない)

予算措置の可能性

提案内容によって予算措置の可能性有

募集対象の提案内容

官民連携の提案及び連携事業者の募集(テーマに関する官民連携の提案・アイデア及び連携事業者の両者を募集)

備考/その他参考情報

防火服の維持管理については、総務省の防火服ガイドラインを遵守した内容であることが求められます。

担当課

消防局総務部施設管理課

担当部署の事業の概要

消防機械器具の運用及び維持管理に関すること。

消防機械器具の修理及び点検整備に関すること。