課題
車いす等を利用する障がいのある方の約6割において、冬の外出頻度が減少しており、冬季特有の移動障壁の解消が重要な課題となっている。本テーマでは、新たな移動ツールが冬道を安全に走行できるかを検証するとともに、走行データ等に基づき、どのような活用可能性があるかを客観的に調査することを目的とする。
将来的には「Well-Moving City SAPPORO~いつでもどこでも誰もが心地よく、心も一緒に動くまち~」の理念のもと、高齢者等も含めた街なかでの共同利用(シェアリング)など、幅広い施策展開の可能性を探るものである。
課題の背景
雪道用機材は高額で、車いす等を利用する障がいのある方の約3割が費用を理由に導入を断念している。また、これらの機材は利用が冬季に限定されるため、従来の個人所有を前提としたアプローチだけでは、幅広い層のニーズや潜在的な移動需要に十分対応しきれない実情がある。
課題の現状
現在は、障がいのある方の困りごとの把握にとどまっており、新たな移動ツールの活用可能性を検討するために必要な、冬道における走行性能や安全性を示す定量的・客観的なデータ(エビデンス)が不足している。
実現したい未来
実証により得られるデータは、冬季の移動障壁の解消に向けた、多様な移動手段の可能性を探るための基礎資料として活用する。本取組を起点として、個人所有や共同利用といったさまざまなモデルの可能性を検討するとともに、将来的には、市民や観光客等を含め、四季を通じて誰もが安心して、円滑に移動できる社会の実現を目指す。
募集概要
| 希望する提案の募集期間 | 2026.06.15~2026.07.31 |
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| 官民連携に期待する事項 |
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| 各部署が想定する解決策の例 | 機材の冬道における走行性能や導入効果を客観的に検証するため、モニター(主に障がいのある方を想定)を対象とした実地検証を行う。 |
| 各部署が想定する民間事業者へのメリット | 積雪寒冷地における製品・サービスの性能検証、利用者ニーズの把握、導入効果の可視化など、今後の事業展開に向けた基礎情報の獲得。 |
| 各部署が提供できるリソース等 | モニター募集支援、実証フィールド選定等に係る調整支援、ニーズデータの共有、全庁的な協力体制の構築。 |
| 提案事業者に求める専門性 | 雪道走行を可能にする機材の開発技術、移動効果を客観的に裏付けるデータ分析力、実証現場における安全な貸出・運営を完結させる管理能力。 |
| 検討経過・これまでに実現したことのある施策 | 靴型装具用素材の開発研究 (大学委託)、スタッドレスタイヤやアイスピック等の冬期部品の認定実績、令和5年度冬季移動支援ツール体験会(ANA連携) |
| 想定する事業実施時期 | 令和8年12月~令和9年3月(冬期間の実証) |
| 提案の選定方法 | 審査による選定等を実施(提案内容等を審査・選定し、採用数を絞り込む) |
| 予算措置の可能性 | 現時点では提案事業に対する予算措置の予定無(内容次第で予算要求への反映等の可能性有) |
| 募集対象の提案内容 | 官民連携の提案及び連携事業者の募集(テーマに関する官民連携の提案・アイデア及び連携事業者の両者を募集) |
| 担当課 |
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| 担当部署の事業の概要 |
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