「人は街で、ヒグマは森で。」という文字が書かれたイラスト。左側に黒文字で「人は」、赤文字で「街で」、黒文字で「、」、黒文字で「ヒグマは」、緑文字で「森で。」と縦書きされている。右側には、手前の森に黒いヒグマが立っており、背景には緑の木々と複数のビルが立ち並ぶ街の風景が描かれている様子。
まちづくり・環境・安心安全

市民や従事者等の安全・安心確保に資するヒグマ対策の取組強化

募集期間:継続的に募集中

課題

ヒグマの市街地出没や人身被害の発生などにより、市民の暮らしが脅かされている状況であり、市民の安全・安心の確保が課題となっている。

課題の背景

札幌市は約197万人が住む大都市でありながら、面積の約6割は森林が占めており、ヒグマの生息地である森林と市街地が面しているという特徴がある。「さっぽろヒグマ基本計画2023」に基づく侵入抑制策やヒグマ出没対応を実施しているが、個体数の増加や生息域の拡大により、ヒグマの市街地出没が増加している。また、気候変動等による山林の環境変化なども、出没増加に影響していると考えている。

課題の現状

ヒグマの侵入抑制策として、誘引物となり得る家庭菜園への電気柵の設置や市街地への侵入経路として利用し得る河川等へのAIカメラの設置により、侵入抑制や出没の早期探知につながっている事例はあるが、出没抑制の効果としては限定的である。また、出没時の対応は警察や委託事業者など複数の関係者による連携が必要であるが、情報共有手段のプラットフォーム化が図られておらず、情報共有や情報発信に時間を要している。さらに、現地調査時にはヒグマが近くに潜んでいる可能性があり、従事者側の安全確保も担保しなければならない。

実現したい未来

ICT等の最新技術を活用することにより、ヒグマと人のすみ分けを図るとともに、ヒグマ出没時の体制強化により、市民や従事者等の安全・安心を確保する。

募集概要

希望する提案の募集期間 継続的に募集中
官民連携に期待する事項 市民の安全・安心を守りつつ、ヒグマと共生する社会を実現していくため、民間事業者の持つ先端技術やその知見等を活かし、より効果的・効率的なヒグマ出没対応について共に検討・検証し、社会実装へ向けて協働すること。
各部署が想定する解決策の例
  • ヒグマの侵入抑制対策におけるICT等の最新技術の活用(定期的な見回り等による追い払いや出没の早期探知など)
  • ヒグマ出没対応時における市民、従事者等の安全確保に資するICT等の最新技術の活用(ヒグマの位置探知など)
  • 警察、業務受託者等関係者間における情報共有・発信のシステム化
  • 痕跡(フン、足跡等)通報に係る精度の高いAI判定システムの開発、運用
各部署が想定する民間事業者へのメリット
  • 最新技術の他分野への展開
  • クマ類を含めた野生鳥獣対策への応用
各部署が提供できるリソース等
  • 実証実験フィールドの提供
  • 札幌市が管理する広報媒体による周知
提案事業者に求める専門性
  • ICTやAIに関する専門性
検討経過・これまでに実現したことのある施策
  • AIを活用した自動撮影カメラの導入
  • ドローンを活用した落葉時の可視光及び赤外線によるヒグマの誘引物調査
想定する事業実施時期 特になし
提案の選定方法 特に選定しない(提案内容が妥当であれば採用数を絞込まない)
予算措置の可能性 提案内容によって予算措置の可能性有
募集対象の提案内容 官民連携の提案及び連携事業者の募集(テーマに関する官民連携の提案・アイデア及び連携事業者の両者を募集)
備考/その他参考情報 機械によるスプレー噴射等の危険性の高いものや、音による追い払い等の慣れによる効果の漸減が見られると考えられるものには対応いたしかねます。
担当課 環境局環境都市推進部環境共生担当課
担当部署の事業の概要 ヒグマ対策