定山渓温泉街における日帰り客向け駐車場の整備及び運用実証実験のイメージ
経済・観光
No.25

定山渓温泉街における日帰り客向け駐車場の整備及び運用実証実験

募集期間:2024.07.23~2025.03.31

課題

  1. ①定山渓温泉街における、日帰り客向けの駐車場不足が深刻化しているため、駐車場の確保に取り組みたい。
  2. ②定山渓温泉街における現存の駐車場(官民所有含む)は全て無料であるが、札幌市の主要な観光地として、駐車場の利便性や快適性の向上を図りたく、利用者から相応の負担をいただきながら、持続可能な運用体制を整えたいところ。
  3. ③定山渓温泉街における日帰り客向け有料駐車場の整備・運用を検討するにあたり、利用者のニーズや動向を把握する必要があるため、実証実験を行いたい。

課題の背景

  1. ①旅行形態として、団体旅行が減少し、個人旅行が増加していることに伴い、自家用車やレンタカーの利用率が高まり、駐車場不足が深刻化している。
  2. ②定山渓温泉街の日帰り駐車場として、スポーツ公園公共駐車場があるものの、砂利舗装かつ駐車スペースの区分けが無いため、敷地面積に対して十分な駐車台数の確保に至っていない(現状:約1,300㎡に対して、50台程度)。また、無料駐駐車場ということもあり、日帰り観光客以外の駐車利用も散見され、日帰り客の利用可能な駐車スペースがさらに減少している状況である。
  3. ③駐車場を適正に維持管理及び運用するため、全国各地の観光地では、駐車場の有料化が進んでいる。

課題の現状

  1. ①温泉入浴を目的としていない日帰り客が、定山渓温泉街にて利用可能な駐車場は、スポーツ公園公共駐車場のみである。
  2. ②スポーツ公園公共駐車場は、砂利舗装であり、駐車スペースの区画も無い。日帰り観光客以外の駐車利用も散見される。
  3. ③定山渓温泉街では、日帰り客向け駐車場はもとより、各宿泊施設における駐車場についても料金を徴収していない。実証実験を行いながら、観光地としてエリア全体の駐車場(官民所有含む)整備を検討していきたい。

実現したい未来

定山渓温泉街一体の駐車環境を整備することで、定山渓温泉街を訪れる観光客の利便性・快適性延いては満足度の向上を図る。

募集概要

希望する提案の募集期間 2024.07.23~2025.03.31
官民連携に期待する事項
  • 有料駐車場運営のノウハウ
  • 実証実験による利用客のデータ収集及び分析
各部署が想定する解決策の例
  • コンクリート舗装、区画整備、駐車台数の確保
  • 有料化による駐車場管理体制強化
  • エリア一体における有料駐車場導入可能性の検討
各部署が想定する
民間事業者へのメリット
  • 定山渓温泉街全体として駐車場を有料化した際の新規参入及び事業展開の検証等に役立てることができる。
各部署が
提供できるリソース等
  • 定山渓観光協会との連絡調整
  • 定山渓観光協会HP、SNS等を活用した宣伝
提案事業者に求める専門性
  • 有料駐車場運用のノウハウ
  • 有料駐車場の整備・運用実績
  • 実績に基づくデータ分析
検討経過・これまでに
実現したことのある施策
  • 駐車場運営事業者との意見交換
    (定山渓地区における駐車場の有料化や実証実験の可否について)
想定する事業実施時期 有料駐車場整備完了後から概ね半年間程度(提案内容による)
提案の選定方法 審査による選定等を実施
(提案内容等を審査・選定し、採用数を絞り込む)
予算措置の可能性 現時点では提案事業に対する予算措置の予定無
(内容次第で予算要求への反映等の可能性有)
募集対象の提案内容 官民連携の提案及び連携事業者の募集
(テーマに関する官民連携の提案・アイデア及び連携事業者の両者を募集)
備考/その他参考情報
  • 実証実験を想定
  • 実証実験場所は定山渓温泉街
    (具体的な場所は札幌市と協議)

※スポーツ公園公共駐車場
https://jozankei.jp/spot/734/

担当課 経済観光局 観光・MICE推進部 観光・MICE推進課
担当部署の事業の概要
  • 定山渓観光魅力アップ構想の推進
  • 次期定山渓観光魅力アップ構想の策定
  • 観光関連施設等(定山渓、藻岩山観光施設)の維持管理
  • 藻岩山の観光振興
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