デジタル技術等の活用によるサイレント・マジョリティの市政参加の促進のイメージ
地域・文化・スポーツ
No.07

デジタル技術等の活用によるサイレント・マジョリティの市政参加の促進

募集期間:2024.07.23~2025.03.31

課題

市政課題に対するサイレント・マジョリティの意向・意見の把握及びオンラインの場において市民(市内に住所を有する方、働く方、学ぶ方等を含む)が熟慮し結論をまとめる手法の構築

課題の背景

社会課題が複雑化・高度化する中で、行政だけで課題解決がますます困難になることが見込まれるため、市民や企業、大学などの創意工夫を生かした社会全体による課題解決の重要性が増しているところです。
このような中、行政が政策を実施していく上で、市民に市政課題や背景などが十分に理解されないまま、声の大きな極端な意見がクローズアップされることにより、行政から必要な情報提供や説明を行ったとしても、市民理解が得られにくい状況が生じることがあります。
また、市民全体の意見を的確に把握するためには、サイレント・マジョリティ(普段市政に対して意見を述べる機会がない方や課題と解決策について議論する場がない方等)の市政参加を促す必要があります。

課題の現状

現状の札幌市における市民参加手法の主なものは、意見交換会やシンポジウム・パネルディスカッションなどの対面での説明やパブリックコメントによる意見募集など、政策形成過程の後期の段階において行政が政策提案したものに対し、限られた市民が意見を述べる状況に留まっていると考えられます。
このことから、従来の手法に加えて、デジタル等の技術も活用しながら、時代に適した市民意見の的確な把握や市政への反映に資する新たな仕組み・手法の検討が必要な状況です。

実現したい未来

より多くの市民と市政課題や背景などを共有した上で、解決に向けて市民と行政がともに議論し考えるまちの実現

募集概要

希望する提案の募集期間 2024.07.23~2025.03.31
官民連携に期待する事項 デジタル技術を活用したサイレント・マジョリティの市政参加促進及び情報提供、議論の実施の実現
各部署が想定する解決策の例 主にデジタルプラットフォーム上で、市からの情報共有、アンケート、意見交換、議論することが可能
各部署が想定する
民間事業者へのメリット
市の政策形成への協力によるイメージアップ、新たなデジタル技術の実証、PR
各部署が
提供できるリソース等
SNS上でのデジタルプラットフォームへの参加の広報等
提案事業者に求める専門性 上記を実現するためのデジタル等の技術及び当該技術を活用するための人的協力
検討経過・これまでに
実現したことのある施策
第5次市民自治推進会議における議論の実施やSNS等を活用し市民の意見・意向を的確に把握するための実験(札幌市「未来の成人式を考えるアンケート」)
想定する事業実施時期 令和6年10月中旬から11月上旬(その後、必要に応じて)
提案の選定方法 審査による選定等を実施
(提案内容等を審査・選定し、採用数を絞り込む)
予算措置の可能性 現時点では提案事業に対する予算措置の予定無
(内容次第で予算要求への反映等の可能性有)
募集対象の提案内容 官民連携の提案及び連携事業者の募集
(テーマに関する官民連携の提案・アイデア及び連携事業者の両者を募集)
備考/その他参考情報 第5次市民自治推進会議
https://www.city.sapporo.jp/shimin/jichi/gugenka/suisinkaigi/r5.html
札幌市「未来の成人式を考えるアンケート」の実施について
https://www.city.sapporo.jp/shimin/jichi/sanka/seijin-survey.html
担当課 市民文化局地域振興部市民自治推進室市民自治推進課
担当部署の事業の概要 市民参加の仕組みづくりに関すること
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