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地域・文化・スポーツ
No.5

町内会における回覧板のデジタル化について

募集期間:2024.07.23~2025.03.31

課題

  • 現役世代や集合住宅の居住者への町内会情報の効果的な発信及び会員の負担軽減
  • 回覧の遅延に伴う、イベント等への参加機会の喪失

課題の背景

  • 日常の交流を通じて、地域住民の福祉や防災・防犯、環境美化、冬季の除排雪など、多岐にわたって住民の生活を支え、地域コミュニティの中核を担っている町内会では紙による情報発信(回覧板)が中心である一方で、ホームページの策定や回覧板のデジタル化を導入する町内会が増えてきており、関心が高まっている。

課題の現状

  • 共働き世帯の増加等により回覧板の回覧が遅れ、検診やイベントなどに関する情報が期間内に得られない可能性がある。また、回覧の遅れなどを懸念する世帯は回覧板を受け取らない手段を取っており、結果、町内会情報を得られていない。
  • 札幌市では、現役世代や集合住宅の居住者が町内会情報を負担なく得られるよう、回覧板のデジタル化を支援しているが、当初活用していた「LINE公式アカウント」の無料範囲が狭まり、コスト面などから町内会における運用が困難になっている。
  • 役世代や集合住宅の居住者への情報発信の手段としてデジタル化を導入することが効果的である一方、高齢者等は従来の回覧板による情報発信を求めており、結果、紙とデジタルの併用で町内会の負担が大きくなっている。そのため、デジタル化導入・運用の手軽さや費用面の低負担が必要とされている。

実現したい未来

町内会の情報を速やかに得られ、町内会活動に参画しやすい地域づくり

募集概要

希望する提案の募集期間 2024.07.23~2025.03.31
官民連携に期待する事項 現役世代や集合住宅の居住者が町内会情報を負担なく得られ、かつ、町内会における運用負担が最小限に抑えられる情報発信手法の提案を期待する。(特に回覧板のデジタル化を想定したアプリ開発)
各部署が想定する解決策の例 電子回覧板アプリの開発
各部署が想定する
民間事業者へのメリット
市施策への協力及び地域活動へのサポートによるイメージアップ
各部署が
提供できるリソース等
関連データの提供、まちセンや町内会との調整に係るサポート、市有施設での広告物配架及び掲示
提案事業者に求める専門性 町内会の実情を理解したうえで、デジタル化の運用に関するノウハウ
検討経過・これまでに
実現したことのある施策
札幌市では町内会におけるデジタル化の導入を普及するため、助成金の交付やアドバイザーの派遣を行なっている。うち、回覧板のデジタル化に関する支援としては、LINE公式アカウントやLINEチャット等を活用した情報発信の他、LINEグループを活用した役員間の情報交換などを支援している。
さらに、ソフトバンク(株)と「デジタルデバイド解消及びICTによる地域課題解決等のための事業連携に関する協定」を締結し、町内会を対象としたスマホ教室を実施している。
想定する事業実施時期 協議が整いしだい実施
提案の選定方法
  • 特に選定しない(提案内容が妥当であれば採用数を絞込まない)
  • 提案を参考に、あらためて実施事業者の公募等を実施
予算措置の可能性 提案内容によって予算措置の可能性有
募集対象の提案内容 官民連携の提案及び連携事業者の募集
(テーマに関する官民連携の提案・アイデア及び連携事業者の両者を募集)
備考/その他参考情報 https://www.city.sapporo.jp/shimin/shinko/chounaikai/hint/digital_demaekouza.html
担当課 市民文化局 市民自治推進室 市民自治推進課
担当部署の事業の概要
  • 町内会活動総合支援事業に関すること。
  • 町内会デジタル化促進支援事業に関すること
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