連携企業：エコモット株式会社

SAPPORO CO-CREATION GATEへのご提案を契機として、エコモット株式会社と札幌市は、道路点検の効率化と精度向上を実現し、インフラの安全確保を維持するため、IoT・AIを活用した舗装点検の自動モニタリング・診断システムによる実証実験を開始します。

■ エッジAI路面解析ソリューションについて

本システムは、道路の損傷を効率的かつ高精度に把握するため、以下の機能を備えています。

（１）リアルタイム検知

道路巡回車に搭載した通信型ドライブレコーダーの映像をAIで解析し、道路のひび割れや、ポットホールなどの損傷をリアルタイムで検知します。これにより、ひび割れ率やIRI（国際ラフネス指数／路面の平坦性を示す指標）といった舗装点検の重要指標を効率的に算出します。

（２）データ蓄積と可視化

解析結果は自動的にクラウドに保存され、Web画面での閲覧や帳票出力に対応します。日々蓄積されるドライブレコーダー画像を時系列で参照することで、積雪が融解する時期に発生しやすい新たな損傷や、事故発生前の損傷箇所を特定することが可能になります。

■ 本実証実験について

本実証実験では、2025年11月以降、エコモット株式会社が札幌市提供の既存の道路点検データと新たに取得するデータを分析、札幌市のフィードバックを踏まえて AI の精度向上を図ることで、システムの有効性を検証します。

詳細については、エコモット株式会社のニュースリリースをご覧ください。