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2025.05.22掲載

札幌国際芸術祭2024における「イニシアティブ・パートナー」8社との協働について

札幌国際芸術祭2024における「イニシアティブ・パートナー」8社との協働の画像

札幌国際芸術祭(略称:SIAF<サイアフ>)は3年に一度、札幌で世界の最新アート作品に出合える特別なアートイベントです。次回は2027年1月~2月にSIAF2027を開催予定で、札幌の魅力を生かしながら、誰もが参加・体験しやすい芸術祭を目指します。
公式ホームページ:https://siaf.jp/

2024年1月20日から2月25日まで開催したSIAF2024では、テーマ「LAST SNOW」のもと、自社の技術やノウハウを活用し、未来のテクノロジーや環境問題などを体験・想起できるアート作品やプロジェクトなどをともにつくり上げていく企業を「イニシアティブ・パートナー」と呼び、計8社と協働しました。
札幌国際芸術祭2024特設ウェブサイト:
https://2024.siaf.jp/index.html

SIAF2024 イニシアティブ・パートナー8社の取り組み

大日本印刷株式会社

SIAF2024の会場におけるシームレスな入場体験を実現するデジタルチケットのシステムを構築。また、各会場への誘導サインを環境に配慮したサステナブルな資材で制作し、サーキュラーエコノミーを実現しました。

日建設計

SIAF2024の会場となったさっぽろ雪まつり大通2丁目会場で、来場者が五感を使って身体的に体験できる「未来の雪のまち」のサインやデザインを提案し展開しました。

パノラマティクス

さっぽろ雪まつり大通2丁目会場でインスタレーション作品の設置などを行い、株式会社良品計画とともにアートを介して未来を構想する社会実験の取組を行いました。また、札幌文化芸術交流センター SCARTSでは、SIAFラボとともに雪国の都市と自然に関する展示を展開しました。

株式会社良品計画

札幌市内の無印良品の店舗において、SIAF2024の会期前からトークイベントやワークショップなどの連動企画を開催しました。また、さっぽろ雪まつり大通2丁目会場では、パノラマティクスと共に「移動」や「暮らし」などの未来を構想する作品の設置を行いました。

ソニーグループ株式会社

ソニーグループのデザイン部門であるクリエイティブセンターが、札幌文化芸術交流センターSCARTSで「INTO SIGHT at SIAF2024 -リアルとバーチャルが融け合う世界へ-」を展示しました。この実験的な展示では、ソニーのデザイナーが創作したコンテンツに加え、コラボレーションとして、札幌を拠点に活動するアーティスト・平川紀道氏が手がける作品も上映しました。

スタートバーン株式会社

実際に会場に足を運ぶことにより特別なNFT体験ができるスマートフォン向けアプリ「FUN FAN NFT」を活用し、SIAFオリジナルのNFTスタンプラリー「SIAF時空を超えるスタンプラリー」を実施しました。

株式会社ワコム

子どもたちが紙や粘土、ペンタブレットを使った作品制作を通して、新しいアイデアを生み出す方法を学ぶワークショップを札幌芸術の森で実施しました。また、SIAF2024の主要会場である未来劇場では、ワコムのペンタブレット等を活用した体験型プログラムを展開したほか、未来を探求する文化創造イベント「ワコム国際芸術祭」を市民交流プラザで開催しました。

『WIRED』日本版

“未来“を実装するメディア『WIRED』の日本版編集部が、SIAF2024のビジターセンターとなった札幌文化芸術交流センターSCARTSにおいて、トークセッションやポッドキャストなどさまざまなコンテンツをリアルタイムで編集し配信しました。

担当課 市民文化局 国際芸術祭担当部 国際芸術祭担当課
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