札幌都心はいま

札幌都心部では、建物更新時期の到来による大規模な開発が相次いでおりますが、まちのリニューアルを歓迎する一方で、工事期間中における魅力やにぎわいの喪失が課題の１つでした。そんな中、JAPAN AX PROJECT株式会社から、中央区北５条西１丁目に設置された札幌市が所有する工事用仮囲いを活用したミューラルアート（壁面アート）の提案を受け、SAPPORO XMURALを実施いたしました。

札幌市は仮囲いの使用許可、広報活動に関する支援および実施に向けた屋外広告物や景観に関する調整等を行いました。

SAPPORO XMURAL

https://xmural.jp/
【テーマ】「ひと」「ゆき」「みどり」の織りなす輝きが、 豊かな暮らしと新たな価値を創る、持続可能な世界都市・さっぽろ」（第２次札幌市まちづくり戦略ビジョンの目指すべき都市像）
【制作場所】中央区北５条西１丁目 工事用仮囲い
【制作方法】４名の著名なアーティストの共同により３週間かけて実施
【制作期間】令和６年９月４日（水）～９月２４日（木）
【制作規模】約100ｍ（日本最大級）

今後の札幌都心まちづくり

本事業は、札幌市の仮囲いを民間事業者が活用する官民連携の取組であることに加え、駅周辺のにぎわい創出や文化・芸術の振興に寄与し、都心の回遊性向上や、新たな魅力の創出に資する取組です。

今後も、本事業をきっかけに、都心部の仮囲いを活用したにぎわい創出事業に取り組むことで、札幌都心部が「居心地が良く歩きたくなるまち」となるよう、官民連携でまちづくりを進めていきたいと考えております。

全体写真