社会のひずみを解消し「四方よし」の幸せを実現
弊社は、社会のひずみを解消できるサービスを提供することを企業理念としています。世の中には、解決できれば社会がもっと良くなる問題が山積しています。
例えば、歯科医療において、歯科衛生士不足は医療の低下を招きます。私たちは歯科医療従事者向けの人材紹介サービスを通じて、求職中の歯科衛生士さんと歯科医院のよりよいマッチングを提案し、歯科医療のひずみを解決することに努めています。
弊社の社員が顧客に価値あるサービスを提供し、その発展を支援。それがよりよい社会の創造に寄与し、弊社も社会に必要とされる企業としてさらなる発展を遂げ、社員にも新たな活力が生まれる。この「四方よし」の幸せな循環を実現することが、私たちのやりがいの一つになっています。

より深く、広く札幌の地に志の根を下ろすために
私は東京のベンチャー企業に勤めていた経験を生かして34歳で起業し、優秀な人材が採用しやすく、経営コストが圧縮できる札幌で本格的に事業を展開。以来、会社の成長につながる様々な公的な支援を活用してきました。
今回の札幌未来牽引企業創出事業で株式上場の支援を受けられることを市の広報で知り、目指していた目標とぴったり一致していたので迷わず応募しました。経験豊富なプロのサポートが受けられることに加え、札幌市の支援を受けることで行政とのコネクションが形成できることも魅力でした。
私たちのような人材紹介というビジネスは、信用が大切です。SAPPORO NEXT LEADING企業に認定されることで、社会的な認知度、信頼もぐっと高まると期待しました。

札幌で全国区の事業展開を達成し、大きな社会的インパクトを与えたい
中・短期的な目標としては、まずは株式上場を果たし、経営の足元を固めたいと考えています。そのうえで、サービスの一つとして人材採用の応募管理や歯科医院などの患者さんの予約管理のDX化を進められたらと考えています。さらに、各クライアントの事業を効率化する一元管理へとつなげていきたいですね。
また、株式上場によって得た資金でM&Aを積極的に行い、経営を多角化。全国に向けて商圏をどんどん広げていきたいと考えています。
弊社が札幌から全国区の事業を展開するベンチャーの先駆けになることで、大きな社会的インパクトを与えたい。また、私たちが蓄えてきた経験やIT技術を生かして、北海道の地域経済も盛り上げていきたい。それが、次世代を担う子供たちの希望につながれば幸せです。
札幌での納税と雇用機会を増やしベンチャー起業の旗振り役になる
ファーストコネクトは、140名の社員のほとんどが、地元採用であることも特徴です。新卒、中途採用に関わらず、札幌本社の企業で働きたい地元の人、Uターンで就職を探している人など積極的に受け入れてきました。「株式上場によってさらに大きく成長することで、札幌での雇用機会をもっと増やすことができると信じています」と宮副社長。
インターネットが発達した今、ビジネス拠点を首都圏に置く必要はなくなりました。地方に拠点を構えて東京や大阪から収益を得て、納税で地域に還元する。「私たちがそのロールモデルになって、ベンチャー起業の旗振り役になりたい。そして、札幌をアメリカのシリコンバレーのようなスタートアップ、ベンチャーを志す若い人たちが集まる街に育てていきたいです」と、宮副社長は熱く語ってくれました。