代表インタビュー

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システムバンク株式会社付加価値向上コース
代表取締役 中村 直樹
50周年に向けて
「縁」を大切に歩んでいきたい

COMPANY PROFILE

主力製品は公営住宅管理システム「住まいる8」(以下、住まいる)と看護師勤務表作成システム 「セルヴィスEX」(以下、セルヴィス)のパッケージ型ソフトウェアです。販売開始から30年以上にもなるロングセラーで全国的に大きなシェアを獲得しておりますが、付加価値向上と更なる成長を目指して、新規事業にも着手する予定です。

「住まいる」「セルヴィス」をシェアNo.1に!

現在、「住まいる」は全国290団体、「セルヴィス」は全国2000弱の病棟に導入しており、特に「セルヴィス」は近年の働き方改革の流れもあり、おかげ様で需要が急激に伸びています。
導入先ごとに勤務表の条件をヒアリングして自動で勤務表が作成できるようサポートしますので、現場の勤務表作成担当者からは「勤務表作成の負担が大幅に減り、とても助かっています」と喜ばれています。業界では、「セルヴィス」で自動作成できない勤務表は他社製品でも不可能との評価をいただいており、昨今のワーク・ライフ・バランスを重視した働き方の多様化から、複雑化していくシフト作成のニーズは病院以外の大工場や警備会社、金融機関といった業界にも広がりをみせています。

一方、「住まいる」は導入数日本一!と言いたいところですが、まだ日本一を裏づけるデータが取れていません。北海道内ナンバーワン、全国トップクラスなのは間違いないので、今後、「セルヴィス」と共に日本一といえるよう導入拡大を進めていきます。

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「住まいる」「セルヴィス」は全道、全国で導入されている
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アフターフォローのユーザー会も開催

「付加価値向上」の達成後が本当のスタートライン

このように「住まいる」や「セルヴィス」の主力製品により業績は安定していますが、その状況に甘んじず、既存事業の進化と新事業創出のために「付加価値向上コース」に応募しました。

新事業は2つの主力製品に負けない魅力的なものを生み出したい。事業として楽しく、企業・個人問わず多くのユーザーに使ってもらえるものであれば、今までのノウハウを生かしたものでも、まったく違ったものでも構いません。これからじっくり考えて、ビジネスモデルを確立させていきたいと考えています。

「付加価値向上」の達成はゴールではなく、更なる成長へのスタートラインとイメージしており、その先は上場も視野に入れています。

様々な経験ができるチャンスを提供したい

2023年は創業40周年でした。
次の50周年に向けた目標の一つは、「札幌で選んでもらえる企業」になることです。
私はイノベーションを起こすのは「人」の創造力(想像力)だと考えています。
変化・進化の激しい現代でこそ「人」が大切で、優秀な人材が揃う札幌の地で選ばれる企業となることが重要です。

システム開発の現場は、長時間残業が当たり前だった劣悪な環境から昨今の働き方改革により労働環境が見直され、各企業とも改善を図っています。
弊社も例外ではなく、厳しい環境下で、負担を減らすための工夫や改善を続けながら、変革してきました。

第二創業期と位置付けている弊社には、既存事業のブラッシュアップやこれから試行錯誤しながら作り上げていく新事業など様々な経験ができるチャンスが待っていますので、若い人にもどんどんチャレンジして欲しいと思っています。社員一人一人に裁量を持って仕事に取り組める環境を提供していきたいと考えていますので、札幌で働きたい方に魅力を感じてもらえたら嬉しく思います。

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「縁」を大切に歩む

「縁」があって入社いただいた方には長く在籍して欲しいと思いつつも、一方で、起業家精神を持った人材が独立することも応援したいと考えています。
それが札幌や北海道の発展に寄与するならとても良いことですし、独立した会社と弊社が協力して新しいビジネスを築いていくのもワクワクすることではないでしょうか。

私は「縁」をとても大切にしています。私自身、この会社に入ったのも代表取締役に就任できたのも、周りの人に恵まれ、運よく助けてもらってきたからです。
多くの経営者の方が「会社経営における縁は偶然ではなく日頃から人との接点を大切にすることで生まれるもの」とおっしゃっています。
私も日々の出会いに感謝し、様々な人や企業との「縁」を大切に育みながら、これからの10年を歩んでいきます。

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システムバンク株式会社
  • 自治体向けパッケージソフトウェアの開発・保守・販売
  • AIエンジン勤務表自動作成ソフトウェアの開発・保守・販売
  • 一般企業からの受託ソフトウェア開発
設立年:1984年
社員数:50名