技術の高い仕事を札幌で。
その可能性に期待しています。
北海道科学大学
就職支援センター副センター長
情報工学科 教授
歴史ある実学教育で
地域に貢献する人材を輩出
2017年に創立50周年を迎えた本学は、工学部をはじめとする4学部および短期大学部の合計14学科を擁する実学系総合大学として、北海道の産業・経済の発展と地域社会への貢献に寄与する人材を輩出し続けています。中でも、情報工学科はその前身(北海道工業大学 創生工学部 情報フロンティア工学科)の時代から通信系・ネットワーク系の技術者養成に力を注いでいることも特徴のひとつです。また、近年はテクノロジーの進化や情報社会の発展を視野に、人工知能やIoT、ビッグデータについて学ぶ科目も充実させています。
低学年のうちから意識づけを行い
社会人としての基礎力を養成
就職に関しては、低学年のうちから将来の就職活動につなげるための各種講座を開講し、社会や就職への意識付けをするとともに、人間力や社会人基礎力を高める取り組みを行っています。特にここ数年は、知識や技術だけでなく、コミュニケーション能力や問題解決力を身につけている学生が求められる傾向にあり、学内外のイベントやインターンシップを通じて実社会を体験する機会を設けています。
就職先企業の選択は
規模や認知度より業務内容を重視
学生側は企業規模や知名度よりも、仕事の中身を重視する傾向があります。本学科が行った就職活動に関する調査では、60%以上の学生が就職先選択の基準に「業務内容」を挙げ、インターンシップの参加希望者も60%に達しており、志望する企業の業務や職場の雰囲気などに強い関心を持っていることがうかがえます。
説明会や教員の紹介を通じて
出会った企業に安心感を感じる
学生がどのようなチャネルを通じて志望先を選択するかという点では、学内の合同企業説明会に参加していたり、教員がその企業を知っていたり、つながりを持っている企業が半数近くにのぼります。前述の調査でも、就職先を決めたポイントに「仕事の内容」とともに「大学の教員に薦められた」を挙げた学生が40%に達しています。また、「就職活動について最も多く相談した人」という項目でも「大学の教員」が1位(約40%)となっており、教員を通して紹介された企業に対し安心感を抱くようです。
可能性あふれる北海道の学生を
次世代へ羽ばたくエンジニアに育てたい
学生との接点を求めている企業様には、ぜひ大学の教員にコンタクトを取っていただきたいと思います。過去に採用実績がない企業様でも、教員を通すことで学生への情報提供がスムーズにできます。北海道の学生は素直で向上心があり、コンピュータや情報技術を純粋に探求する心を持っていると同時に、地元志向が強いと言われています。本学としては、札幌発の技術やサービスを開発したり、大きなビジネスを成し遂げ、地元に貢献できる優れたエンジニアを今後も育てていきたいと思っています。
2018年2月取材